
金継ぎと漆教室
漆は縄文時代からさまざまな用途に使われています。
塗装、接着の他にも防錆、抗菌などの漆の特性を活かした工夫も行われてきました。
金継ぎもその一つの技術です。講習では金継ぎの他にも小物に漆を塗る事も出来ますので、漆の奥深い世界を楽しんでいただければ幸いです。
講師プロフィール
講師:時蔵工房 岡時生(ときお)、立粋(りゅうき)
1978年 時蔵工房設立 |
建築、調度品、器などの漆塗り加工及び修理 |
高御座、御帳台、修理 |
鎌倉国宝館台座修理 |
沼津 大中寺本堂改修 |
建長寺什器修理 |
スルガ銀行ビジターセンター由香漆塗 他 |
講座情報
講習日 | 第1、第3金曜午後13:30~16:00 |
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受講費 |
入門編:全5回¥22,000(1回¥4,400×5) 入門編後は入会金¥3,300をいただき、月¥8,800(1回¥4,400) |
金継ぎの技法は、割れたりかけてしてしまった陶磁器や漆器などを漆でつなぎ、修復する方法です。
完全に割れてしまった場合は、まず割れた箇所に漆の接着剤を塗り、破片を接着します。
次に、パテやペーストで隙間や段差を埋めていきます。
再度漆を塗り強力に接着したら、最後に金粉で装飾して完成です。欠けやひびも修復でき、金で継いだところが良い味になります。
お気に入りの器やカップなどが割れても、修理してまた愛用いたしましょう!
漆の乾燥の合間に、椀、箸、スプーンなど小品を漆塗りします。
生地は講師が用意しても、ご自分で持ち込んでも構いません。漆の小品が増えて楽しくなります。